ビフォーアフター

錆が酷い

大阪市西成区で3階建てのアパートの外部階段塗装工事を行いました。
塗装を行うところは、階段裏・蹴込み・ササラと各室の玄関扉（前）です。手摺りと鉄骨部は既存のままになります。
10年以上、手を加えていないので、錆が多く出ています。表面部分の錆を落としてさび止め塗装。そして、青みがっかた仕上げの色を塗っていきます。

階段裏も……

写真は蹴込みとササラの塗装後。右側の写真は塗装前の階段裏。10年以上、放置されるとこんな感じになってしまいます。
階段裏がこれだけ錆が回っているのは、恐らくですが、階段の踏み面のどこかの入角から、雨水が侵入している可能性があると思います。
入角の劣化による割れよりも、錆の方が目立ってしまいます。入角の大きなクラックもシールで埋めました。本当はこんな酷くなる前に塗装するのが、良いのですが……。

階段裏塗装

階段裏塗装です。錆で腐食部分も少々ありました。そのままで塗るわけにはいかないので、変成シリコンで塗布しました。
作業工程は蹴込みの時と同じです。
手摺りは塗装無しですので、塗装色も既存のグリーン系に合うように、施主様が選びました。色も、意外と思った以上に手摺り色との兼ね合わせが良いと思います。

玄関扉も

外部階段塗装を終えたら、アパートの玄関扉前の塗装工事です。
写真でも分かりますように、グリーン系の色が扉色ですが、剝がれて下色の紫っぽい色がむき出しになっています。
写真は載せていませんが、ケレン作業してから水性塗料で下塗り塗装しました。溶剤塗料を使用した場合、既存の塗膜がおこして（旧塗膜が膨れ上がる）くる可能性があるために、水性塗料で下塗りしました。