大阪市中央区にあります事務所ビル内のトイレ等に無光触媒の塗布工事見積り依頼に同伴しました。当社にお客様から依頼があったのではなく、お世話になっております工事会社からのご連絡で同伴させていただきました。
以前にもブログに塗布しているブログを掲載しましたが、今回は少しメカニズムを簡単に書こうと思います。写真は調査のトイレ内です。とても綺麗に使われている感じがします。

素材（例えば布やアクリル板）にリン酸チタニアを噴霧します。（１㎡に20mlを吹き付けます。）乾燥後、素材に個々の粒子が多孔壁を作り、素材に密着します。乾燥時間は48時間がベストになります。
そして、素材に高結合すると空気中水分のイオン化によりOH‐（水酸化イオン.）が生成されます。何か学校の化学の授業みたいになってすみません。写真は湯沸室と内階段の手摺です。

上記の続きです。OH‐が生成されると、OH（水酸化ラジカル）が発生します。空気の流れによって空気中の浮遊菌を吸着し分解していきます。書いている私もどう書けば良いのかです。
菌やウイルスが素材に結合したリン酸チタニアに吸着することで、菌やウイルスの増殖阻止等の効果を持続的に発現するものと考えられています。すみません、文章を分かりやすく書きたいのですが……。

新型コロナウイルスが蔓延している中、公共施設や事業所等では感染対策として、色々な取り組みをされています。当社はコロナウイルスが蔓延する前からリン酸チタニアの塗布工事をしていました。
今回は事務所ビル内のトイレ等不特定多数の人が使用される所を中心にお見積りを提出する予定です。
施工が決まれば（未定）施工ブログを詳しく掲載致します。